無名の僕のゲームを、遊んでもらう方法
始めに、これは特定の人物に向けて書いたものではありません。
僕の僕に向けての意見です。そう踏まえて読んでください。
今に至るまで
1週間前
有言実行、思い立ったが吉日なので、この女の子たちが何かするゲーム作ります、頑張ります pic.twitter.com/kN2GN853Vp
そのあと、キャラの絵やマップを描くなどしました。
#pixelart #ドット絵
主人公のビジュアル打ち直しました pic.twitter.com/n9H6P7liuE
求)センス pic.twitter.com/OCYOJxm6pQ
順調にドット絵を描き終わった僕は思いました。
「さーて、僕ゆめにっき好きだし、ADVっぽくするとしたら、とりあえず移動の実装かな~、メッセージ枠も欲しいしな~」
なんて考えてた時、ぱふさんのこの記事が目に留まりました。
#unity1week 全プレイしているプレイヤーが考える評価数を上げる記事です
長くて読みづらいです。
本当は画像とか刺しこもうと思っていたんですが...力尽きました。笑
【unity1week】評価数を上げるかもしれない…https://t.co/znD6fBx7Oe
記事にもある通り、ぱふさんはunity1weekでアップされたゲームを全部遊ぶYouTube配信をしている方です。
もちろん僕のゲームも遊んで下さいました。
【unity1week お題:10】TOP6のゲームが見れるぞ~!【最終日】 - YouTube
ぱふさんの記事に基づくと、僕は「みんなに遊んでほしい/自分の存在を世に知らしめたい」というモチベでゲームを作ってます。
さて問題です、
「無名のゲーム開発者が、長ったらしいADVとか、頑張って頑張ってストーリーを読んでようやく面白い!
なゲームを作ったとして、みんな最後まで遊んでくれるでしょうか?」
答えはNOです。
というか僕だったら途中で投げ出してdアニメストアでひぐらしを見始めます。
(最近ようやく見始めたんですが有名作品なだけあって面白いね…)
プレイヤーは時間が無い
世の中には面白いものがいーーーっぱいあります。挙げきれないくらいあります。
そしてプレイヤーも人間、1日は24時間なんです。
プレイヤーが最後までゲームを遊んでくれるほど、時間があるとは限らないんです。
(というか寧ろ無いと思うことにします)
CODEC 2012にて、セガ第一研究開発本部 開発1-1部ディレクターの平魯隆導さんは、上の記事でこのように言っています。
アーケードゲーム業界には「プレイ時間は3分=100円」という暗黙のセオリーがあり,この時間は,プレイヤーに満足してもらいつつ回転率を上げる,「あらゆる人を満足させるための黄金律」である
ファーストプレイの3分間で心を掴むには,「最初の3分間で面白さをいきなりフルスロットルで体感させること」が必要。アーケードゲームでは,最初の3分で心を掴まなければ次の100円を入れてもらえない
うおお…説得力……
また、ぱふさんも「すぐにor数回で理解できる気持ち良さ / 面白さ」が重要だと書いています。
いくつか例を挙げてみます。
プレイヤーが最初にやるであろうオンライン対戦「ナワバリマッチ」の制限時間は3分です。延長はありません。
ドロップ(パズル)の操作時間は基本5秒(スキルで伸びたりする)
- ツムツム
制限時間60秒
最長の曲でも演奏時間3分41秒
Wikipediaを読んで驚いたのですが、制限時間の400カウントの単位は秒ではなく、だいたい0.4秒だそう。
よって、400 * 0.4 = 160秒、つまりは2分40秒
とまあ、こんな感じです。どれも1回プレイしたら、惹きつけられるものがありますよね。
3分あれば十分だ。とでも言ってそうです、カッコイイ
もちろん、モンハンとかスパイダーマンとかマイクラとかすごいボリューミィなゲームもありますし、
「3分で面白くないゲームはクソだ!!」という訳ではないです。
が、
無名の僕が仮にモンハンとかマイクラみたいな超絶ボリュームのゲームを作って、ユーザーは遊んでくれるでしょうか。
いや、本家本元のプロが作った超面白ゲームやりますよね。
プレイヤーは時間がない(大事なことなので二回言いました)
最近、Splatoon2かピカブイくらいしかやってなかったので、
この記事にあるゲームを昨日ちょいっと遊びました。
中でも、HIDDEN...は最高でした。
このゲームには5分くらいの制限時間が付いています。
その間にプレイヤーは色々探索して、ダメだったらまたもう一周…の繰り返しです。
僕はだいたい5周くらいでEDを見ることが出来ました。プレイ時間でいうと30~40分くらいですね。
ビジュアルも可愛いし、ギミックも素敵なので、お時間のある方は是非。
正直30~40分が、集中が切れるか切れないかのちょうどいいラインな気がしてます。
- 友達に勧められて、どうしてもクリアしたい!
- Twitterで面白いって聞いたし、最後までやれば面白くなるはずだ!
- 名作って聞いてるし、最後までやろう!
- この作者のゲームは面白いに決まってる!
とかでもない限り、1時間も続かないんですよ。
僕はゆめにっきが大好きですが、はじめてプレイした時から好きだったわけではないことを覚えています。
最初の感想は「何このよく分からないゲーム、地獄とか苦行じゃん攻略見よ」でした。
でも世間の評価は高いし、とりあえずやり続けてみたら独特の雰囲気にハマり、二次創作の多さとかにも今では大分漬かりました。
ゆめにっきは、ライトに遊べるゲームではありませんが、一部の人を惹きつける魔力があるので、評価を得ているんだと思います。
どう戦うか
さあ、順調にドット絵を描いて、次はメッセージ枠でも実装しようとしてた僕は困ってしまいました。
超絵がうまいわけでも、フルボイスでも、豪華声優でも、天才的ストーリーでもない僕
は何で戦ったらいいんでしょうか。
3分で面白さフルスロットルしかないっすよね…!
あとは頑張ってビジュアルを良くするとか、プレイヤーが「この世界にもう少しいたい」って思うような努力をするべきです。
結論
- プレイヤーは時間がない(3度目)
- 「7時間超のストーリー!伏線バリバリ!最高のゲームだHAHAHA!」が出来ても、
dアニメストアには勝てない(アニメは1話20分であのボリュームなのスゴイ) - ブラウザバック、アンインストールに勝つには、短時間で惹きつけるしかない
以上が、僕が「よーし、ゲームを作って来年のデジゲー博出るゾ~!」になってから1週間で考えたことです。
さいごに
長くなってすみません。あとこんな若輩者が偉そうにすみません。
はてなスターとかコメントとかTwitterのフォローとか大歓迎です。
この記事、じょしらく見ながら書いたんですね。カワイイ。みんな可愛い。
おあとがよろしいようで。
参考